2003年11月18日(火) 22時14分
クレ・サラ・ヤミ金・商工ローン…被害対処へ交流集会−−22、23日 /熊本(毎日新聞)
悪質化するヤミ金融や消費者金融に対する多重債務の問題を、被害者側の視点から意見交換する「全国クレ・サラ・ヤミ金・商工ローン被害者交流集会」が22、23の両日、熊本市の同市民会館などで開かれる。「怒れ!立ち上がれ!消費者」をテーマに被害対処法などが報告される。
弁護士や司法書士らでつくる被害者支援団体「全国クレジット・サラ金問題対策協議会」などが主催し、81年から毎年開かれている。22日はヤミ金融や高金利引き下げ運動、行政の多重債務対策など20分科会に分かれて実態を意見交換する。
23日には、ヤミ金融業者が使う口座の閉鎖を全国で初めて金融機関に求めるなど、自治体として先進的に取り組む長野県の田中康夫知事が講演。また、盗聴事件などが表面化した消費者金融大手「武富士」の問題を同社の元社員やフリーライターらが報告するパネルディスカッションもある。
一般参加は2500円。問い合わせは「熊本クレ・サラ・日掛被害をなくす会」(096・351・7400)。【石川淳一】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031118-00000004-mai-l43