2003年11月18日(火) 01時56分
旧商工ファンド「勝訴」見直しか…最高裁が弁論へ(読売新聞)
商工ローン大手の旧「商工ファンド」(現SFCG)の利用者が、同社に支払いすぎた利息の返還を求めた2件の訴訟で、最高裁第2小法廷は17日、来年1月23日に双方の主張を聞く口頭弁論を開くことを決めた。
書面審理が中心の最高裁が弁論を開くことで、同社勝訴の1、2審判決が見直される可能性が出てきた。
訴訟では、同社が利用者から、利息制限法の上限(15%)を上回る利息の支払いを受けたことが有効かどうかが争点となった。
貸金業法では、業者は、利用者が任意で支払った過払い利息については、受け取ることができるとされている。利用者側は「利息制限法の上限を超えていることを理解できなかった」と主張したが、1、2審は「契約の際に交付された書面に不備はない」として請求を棄却した。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031117-00000415-yom-soci