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米電話最大手ベライゾン・コミュニケーションズは１７日、全従業員の９．８％にあたる約２万１６００人が希望退職に応じ、週内に退社すると発表した。携帯電話に押されて、地域内での固定電話の利用が減っていることなどが大きな理由。事前予想より８割多く応募した。通常の退職者の２、３年分にあたる。
技術者やコールセンター職員、組合非加盟の管理職層など全従業員の約７割に呼びかけ、そのうち１４％が応じた。うち１万６０００人を管理職層が占めた。割り増し退職金が払われるが、全体の金額などは明かしていない。
株式市場では、業績にはプラスにつながると好意的な見方をしている。同社は７〜９月期決算で１７億ドル（約１８５０億円）の当期利益をあげている。
(11/18 10:08)