2003年11月17日(月) 00時00分
食品不適正表示は159件 県、908店を指導(朝日新聞・)
県から頼まれた市民が店先に並ぶ食品表示に目を光らせる「食品表示ウオッチャー」88人の、今年度上半期の活動がまとまった。報告した1020件のうち159件(15・6%)に、原産地が書かれていないなどの不適正表示が見つかった。
ウオッチャーは、日ごろ使っているスーパーや専門店などを回り、気付いたことを県に報告する。生鮮食品の不適正表示は、「原産地や名称の表示がない」が最も多い。野菜が50件、魚が41件、果物が21件、肉が9件だった。
加工食品では、「賞味期限表示なし」が11件、「全品質表示なし」が7件、「原材料の表示なし」が4件などを見つけた。
県はウオッチャーの報告などに基づいて、908店に生鮮食品の表示を点検するよう指導をした。原産地をきちんと表示してあった店の割合は、畜産物は72%だが、水産物は34%、青果物は25%しかなかった。
(11/17)
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4558
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