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香港の人権団体「中国人権民主運動情報センター」は、ウェブサイトに政治批判のエッセーを発表して中国公安当局に国家政権転覆扇動の疑いで昨年11月逮捕された北京師範大学の女子学生劉荻さんが11月末にも釈放される可能性が高い、と発表した。
同センターが16日に明らかにしたところによると、北京の検察当局が10月、劉さんの罪状について「証拠不足」として警察に再調査を指示していた。警察の方は、劉さんの両親に対して最近、「罪は軽微で、彼女は人生を再出発できるだろう」と伝えてきたという。警察は新証拠を見つけられなかったとみられる。
しかし、同センターによると内陸の重慶では、劉さんの釈放を求める論文をウェブで発表した失業労働者の羅長福さんが同罪で逮捕、起訴され、6日、懲役3年の有罪判決を受けており、「ネット言論への弾圧姿勢に大きな変化は見られない」と指摘している。
(11/17 17:58)