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2003年11月15日(土) 00時00分

「さるびあコール」廃止 四日市11月いっぱいで廃止される四日市市テレホン・FAXガイド「さるびあコール」のコード表朝日新聞・

 応急診療所のガイドや夜間・休日の行政窓口の利用方法などを提供してきた四日市市のテレホン・FAXガイド「さるびあコール」が、今月いっぱいで廃止される。24時間年中無休の行政情報サービスとして5年間続け、現在でも半年で1400件の利用があるが、市の経費節減などのため、打ち切りを決めた。

 「さるびあコール」(0593・55・5100)は、電話機やFAXからダイヤルし、サービスコード番号を入力して情報を取り出すシステム。電話だと録音されたテレホンガイドの音声が流れ、FAXでは文書が取り出せる。

 応急診療所や救急医療センターなどの情報を提供する「救急・防災ガイド」、戸籍や住民票、国民健康保険、国民年金についての「届け出・手続きガイド」、予防接種の情報などの「健康づくりガイド」など、約320項目のメニューがある。

 同市は、市民への情報提供のサービスを高める狙いで、98年12月にスタートさせた。ピーク時の00年度には年間1万2千件の利用があったが、同市のホームページでも同様の行政情報の提供を始めたことなどから利用者が減った。それでも昨年度は4400件、今年度は9月までで1400件の利用があった。

 「テレホンガイドだと、一方的に情報が流れるだけで利用者が聞きたい情報が聞けない」という指摘もあり、担当部署に直接電話して問い合わせる市民も増えているとして、市は廃止を決めた。

 同市広報情報課は「『さるびあコール』の利用時間帯を調べたところ、午前10時〜午後3時ごろが中心で、市役所に直接問い合わせてもらっても大丈夫だと判断した。特に市民から問い合わせが多い医療や年金などの問い合わせ先は、毎月2回の『広報よっかいち』に載せており、ホームページでも提供している。廃止しても影響はないと思う」と説明している。(11/15)

http://mytown.asahi.com/mie/news01.asp?kiji=5253