2003年11月13日(木) 02時06分
「刑務所製」と偽り販売 徳島、長崎など4施設(共同通信)
徳島、長崎、鹿児島、沖縄の4刑務所が1990年代に、業者から調達した家具などの完成品を、受刑者が全く製造に関与しないまま「刑務所製品」(キャピック製品)と偽って出荷していたことが12日、関係者の話で分かった。
不正出荷は、確認できただけでも8年間にわたり計約2800点、小売価格では総額約1億6000万円に上る。製品は各地の矯正展や即売会で販売されており、売り上げを伸ばすため不正を続けていたという。
かかわった職員は計20人以上とみられ、法務省は職員らの処分を検討、刑務作業の在り方についても改善に乗り出す方針。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031113-00000010-kyodo-soci