2003年11月13日(木) 00時00分
旧商工ファンドを集団提訴へ(朝日新聞・)
利息制限法に定められた利息を上回る債権の回収をするために、強制執行を認諾する内容の公正証書を使って差し押さえをしたとして、仙台市の男性ら7人が12日、商工ローン大手の「SFCG」(旧商工ファンド)を相手取り、慰謝料など計1430万円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。
訴えによると、SFCGは、利息制限法に定められた年利15%で計算すればすでに支払い済みになっている7人に対し、公正証書を使って、給料や生命保険を差し押さえたという。
弁護団によると、公正証書では年利15%を上回る利率による債権の差し押さえはできない。弁護団は「公正証書を作成する公証人の手続きもずさんだ。公証人法の改正など、改善に向けて、今後法務省へ働きかけていきたい」と話している。
SFCGは「訴状を見ていないのでコメントできない」と話した。
(11/13)
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=4640
|