2003年11月12日(水) 13時36分
塩さけなど原産地表示へ 加工食品対象を拡大(共同通信)
加工食品の原材料の原産地表示義務付け拡大を進めている農水省は12日、塩さけや切り干し大根など新たに対象とする品目案を厚生労働省と共同で開いた有識者会議に提示し、了承された。
農水省は12月から来年2月にかけて、この案を基に全国各地で消費者や業界団体から公開ヒアリングを行い、2004年度中に日本農林規格(JAS)法で表示を義務付ける考え。
有識者会議では、3カ月以上国内で飼育した輸入牛を「国産牛」と表示している現行制度を改め、最も飼育期間が長い場所を原産地として表示することも決まった。
品目案に盛り込まれたのは(1)切り干し大根、干し柿、シラス干しなどの乾燥もの(2)塩さけ、塩いくら、塩うになどの塩蔵もの(3)味付けカルビ、豚肉みそ漬けなど調味液との混合もの(4)カット野菜ミックス、合いびき肉など—の4種類。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031112-00000081-kyodo-soci