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那覇市の外国為替取引仲介業者「フォレックスジャパン」(許田明炎社長)が全国の顧客から集めた投資金125億円を回収できなくなった問題で、同社は12日、那覇市内で顧客向けの初の説明会を開いた。顧客約700人が出席し、終了後一部からは弁護士を立てて法的措置を検討する声も上がった。
フ社側は「マカオの資金運用会社への投資を仲介していたが、この会社が業務停止になり、大半が焦げついた」と説明した。しかし顧客からは「制度を悪用した詐欺事件だ」「(だまそうと)初めから仕組んでいたのでは」と怒りの声が相次いだ。顧客の多くは口コミで投資話を知り、会社主催のセミナーに出席していた。
許田社長は終了後の会見で「だますつもりはなかった。(マカオの運用会社に)我々がだまされてしまい、お客様の怒りと同じ気持ちだ」と釈明した。同社は今後、大阪(15日)や福岡(17日)、東京(18日)など全国7カ所で説明会を開く。
[毎日新聞11月12日] ( 2003-11-12-21:10 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031113k0000m040108000c.html