2003年11月10日(月) 22時35分
ネット上でソフト共同製作 オムロンソフトウェア開発(京都新聞)
オムロンソフトウェアは10日、インターネット上で複数の人が作業環境を共有し、ソフトウエアの作成を同時並行で進められるシステムを開発した、と発表した。開発作業の効率化や品質向上につながる技術で、来年1月の製品化を目指す。
同社が京都大などと共同で研究を進めている「SOBA(ソーバ)」プロジェクトの成果を活用。離れた場所にいるプログラマー同士も、ネットを介してソフトやファイルを共有できる。従来は一つのパソコンを共有しないとできなかったソフトの共同製作が、複数の端末を使って同時進行で行えるようになる。
工程の進み具合や経過、機能ごとの不具合やバグの発生原因などを把握できる機能を内蔵、スムーズな作業進行や品質管理を支援する。価格は1台50−100万円になる見通し。(京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031110-00000361-kyt-l26