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電気検査を装って女性宅に押し入り現金を奪ったなどとして、警視庁は８日、いずれも元訪問販売会社社員の鈴木勝宏（３６）＝東京都葛飾区水元４丁目＝と小松代啓史（２６）＝埼玉県三郷市戸ケ崎＝の両容疑者を強盗傷害と強制わいせつの疑いで逮捕した。
都内や関東近県では同手口の事件が８月以降約１０件あり、うち数件について両容疑者は「自分たちがやった」と供述しているという。
捜査１課の調べでは、２人は４日午後１時半ごろ、都内の会社員の女性（２６）方に「配電盤の検査に来ました」と偽って室内に侵入。布団をかぶせて電気コードで手足をしばり、現金１０００円とキャッシュカードなどを奪ったうえ、わいせつな行為をした疑い。この後、奪ったカードで金融機関の現金自動出入機（ＡＴＭ）で計約７０万円を引き出したという。
２人は作業服を用意し、配電盤などを点検するふりをして、女性を信用させていたという。
(11/08 12:22)