2003年11月07日(金) 18時53分
従業員40人にサービス残業−−労基法違反容疑で会社社長ら書類送検 /山形(毎日新聞)
村山労働基準監督署は6日、従業員にサービス残業をさせていた労働基準法違反(割増賃金不払い)容疑で、流し台などの製造販売会社「オザマ製作所」(尾花沢市芦沢)と同社社長(52)を山形地検に書類送検した。
調べでは、同社は昨年12月1〜31日の間、従業員40人に対し、深夜も含む時間外労働をさせたのにもかかわらず、賃金支払い日の今年1月10日に割増賃金合計約373万円を支払わなかった疑い。
同労基署は同社従業員からの相談を受け捜査。従業員の中には昨年12月の1カ月間の時間外労働が約190時間に上る人もいたという。同労基署は同社が長期間にわたりサービス残業をさせていた疑いもあると見て、調べを進めている。
同社は捜査の途中で不払いを認め、昨年12月分の割増賃金合計約373万円については従業員に支払ったという。【大場あい】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031107-00000005-mai-l06