2003年11月06日(木) 19時44分
大学生狙うマルチ商法急増 1都3県が注意呼び掛け(共同通信)
首都圏の大学生の間で「月収100万円も夢ではない」などと勧誘するマルチ商法による被害が急増し、東京都と埼玉、千葉、神奈川各県の消費生活センターは6日、緊急被害者情報を出して注意を呼び掛けた。
都消費生活総合センターによると、4月から9月の間に1都3県で寄せられた相談は計473件で昨年同期の約1.5倍。うち半数以上が健康食品や化粧品を販売する特定の業者に関するものだった。
10万−30万円で商品を購入して会員となり、友人を会員に誘えば高利益が得られると説明。喫茶店で深夜まで長時間勧誘したり、健康食品を「がんに効く」と説明したりするなど違法な勧誘も行われているという。
「学生ローンで10万円を借りて入会したが、友人を誘っても相手にされず支払いだけが残った」(化粧品販売の契約を結んだ女性)といった相談が相次いでいるという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031106-00000189-kyodo-soci