2003年11月06日(木) 19時13分
違反切符放置で2警官処分 福岡県警、28件が時効に(共同通信)
福岡県警は6日、交通違反切符の処理を怠り時効になるまで放置していたなどとして、筑紫野署の巡査長(44)を停職1カ月、西署の巡査部長(53)を減給10分の1(3カ月)の処分にした。巡査長は証拠隠滅などの容疑で書類送検され、同日付で辞職した。
監察官室によると、巡査長は吉井署交通課に勤務していた1999年3月からの約2年間に29件の違反切符を処理せず、17件が時効となった。巡査部長は東署交通課にいた98年4月からの約3年間に14件の処理を怠り、11件が時効となった。
巡査長は発覚を免れようと書類や証拠品を自宅に隠していたため、特に悪質と判断した。
県警は再発防止のため、上司が違反切符の処理状況を点検できるシステムを来年から導入する計画という。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031106-00000176-kyodo-soci