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警視庁は5日、特定非営利活動法人(NPO法人)の「消費者問題研究会」(東京都中央区)の実質責任者で元暴力団組員の榎原一吉容疑者(54)=川崎市麻生区上麻生4丁目=ら3人を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。
ほかに逮捕されたのは、同会理事長近藤薫(69)=中央区晴海1丁目=と同会元理事藤川幸治(48)=江東区北砂1丁目=の両容疑者。
組織犯罪対策3課の調べでは、3人は昨年1月〜今年5月、江戸川区の産業廃棄物処理会社について、「不法投棄をしている」などとうその情報を、同社の取引先である中堅ゼネコンなどに伝えたりファクスで送ったりして、同社の業務を妨害した疑い。
同課は、産廃処理会社が研究会への入会を断ったことに3人が逆恨みしたとみている。
同研究会は産業廃棄物の不法投棄をなくす目的で設立され、01年3月に内閣府からNPO法人の認証を受けた。企業から入会金(5万円)や年会費(20万円)を集めていたが、入会を断られると、取引先や行政に取引をやめるよう圧力をかけていたという。
(11/06 01:05)