2003年11月06日(木) 20時25分
胃がん検査見落としで死亡(新潟日報)
県立中央病院(上越市)で、胃がんという検査結果が出ながら主治医が見落とした結果、がんの処置が2年以上遅れ、男性患者が今年1月に死亡していたことが6日、分かった。同病院の阿部惇院長が同日、記者会見で明らかにした。死亡した患者は、1998年に同病院を受診した上越市在住の60代男性。
会見によると、この男性は98年9月に同病院の神経内科を受診。11月上旬に、消化器科医が行った内視鏡検査で腫瘍(しゅよう)が見つかったが、主治医の神経内科医は検査結果が記載されたカルテを見て胃かいようと判断。別の検査から神経系の難病とだけ診断し、男性は退院した。
[新潟日報 11月06日(木)]
( 2003-11-06-20:25 )
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2003110618316