2003年11月06日(木) 07時01分
ネットでのカード決済にパスワード、大手3社が導入(日経新聞)
インターネットを通じた買い物などでのクレジットカード決済で、ビザ・インターナショナルなどカード大手3社はパスワードによる本人確認システムを導入する。他人が保有者になりすましてネットでカードを使う犯罪を防ぐ。3社共通の仕様にして利用しやすくし、2年以内にあらゆるネット決済でパスワード方式が採用されるよう目指している。
同システムはビザのほかマスターカード・インタナショナル、ジェーシービーの3社が開発、導入する。近く3社そろってネット上の買い物サイトへの採用働きかけを開始する。
利用者は事前にカード会社のホームページで、数字や英字からなる6—8ケタのパスワードの交付を受ける。ネット決済の利用時には、これまで必要だったカード表面に表記されている16ケタの番号と有効期限に加え、パスワードの入力が必要になる。パスワードは従来キャッシングの際に使っている数字四ケタの暗証番号とは別だ。(07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20031106AT1F0501805112003.html