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上半期はデルが５４万台を出荷し、シェアは前年同期より２・０ポイント伸ばし９・７％。台数を減らした３位のソニーとの差は０・２ポイントに縮まった。デルは個人に加え法人向けに販売を伸ばしているが、ソニーは付加価値の高い製品を中心とした出荷に切り替えている。
首位はＮＥＣで２３・３％、２位は富士通の２２・０％だった。上位２社とデルの差はまだ大きいが、デルは「新聞、雑誌などでの積極的な広告による認知度の高まり」（同研究所）が目立ち、躍進が止まる気配はない。
外資が国内シェアでトップ３に入るのは、２０００年度に３位だった日本ＩＢＭ以来。デルは０２年度に世界シェア１位だったが、日本では８・０％で４位だった。