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肉骨粉の使用が禁止された二〇〇一年十月以降に生まれた感染牛は、十月に茨城県で見つかった新型の「非定型的」感染牛に続き二頭目で、今後、農水省などが飼料を中心に原因を調査する。
感染牛は〇二年一月に兵庫県で生まれ、広島県福山市の農家で肥育された生後二十一カ月の雄で、先月末、同市食肉衛生検査所の一次検査で陽性となった。西日本生まれの感染牛は初めて。
国立感染症研究所(東京都)の二次検査で三種類の検査を行い、脳の空胞を調べる病理組織学的検査などは陰性だったが、脳内のタンパク質を電気的に処理して病原体の異常プリオンを画像判定する「ウエスタンブロット法」で陽性となった。英国では一九九二年に生後二十カ月で感染が確認された例があるという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20031105/mng_____sya_____005.shtml