2003年11月05日(水) 21時49分
敗訴者負担制の賛否など討論−−九弁連シンポ /長崎(毎日新聞)
九州弁護士連合会の定期大会が長崎市内で開かれた。市民ら約300人が参加して弁護士費用を考えるシンポジウムがあったほか、中国帰国者の支援に向けて実情調査に取り組むことなどの決議を採択した。
シンポジウムは司法改革で弁護士費用がどう変わるかという市民にとって関心の高いテーマ。落語で分かりやすく問題提起した後、永尾広久・前日弁連副会長らが討論した。導入が検討されている裁判に負けた方が費用を支払う「敗訴者負担制度」について「訴訟を起こしにくくなる」「無駄な訴訟を減らす効果がある」などの意見が出た。(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031105-00000007-mai-l42