2003年11月05日(水) 00時00分
県が公開拒否の記録/前知事と有識者の対談(朝日新聞・)
開けてみたら拍子抜け オンブズマン「必死で隠す内容でない」 栗田幸雄前知事と有識者との対談記録の非公開処分の取り消しを求めた行政訴訟で、一、二審とも全面公開を命じられ、これを不服として上告した県が先月30日に上告を取り下げたことを受け、県は4日、請求をした市民オンブズマン福井(代表幹事、吉川健司弁護士)に対談記録などを公開した。県は当初「相手との友好関係が損なわれる」などとして日時と場所を除く有識者の名前と対談内容を黒く塗りつぶしていた。
対談は97年に東京のホテルであった。今回の公開によって、5月と8月の対談相手がそれぞれ唐津一・東海大教授と金子郁容・慶応大大学院教授(当時慶応大教授)であることが明らかになった。
対談内容は、唐津氏が産業の活性化策について他県の例を挙げ「繊維産業が持つ基礎技術で様々な用途開発をすることが重要」とし、金子教授は行政と県民の関係について「社会をよいものにしようと住民が行動を起こしていくことが、道路や施設とは違う新しい社会資本になる」などとアドバイスしていた。
公開された記録について、同オンブズマンは「苦労して入手したが、県が必死で隠すような内容ではなかった」と述べた。県政策推進課は「西川知事のマニフェストにある『明朗でオープンな県政』との意向に従った」と説明している。
(11/5)
http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3205
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