2003年11月04日(火) 19時46分
<大阪>内職商法の業者に実刑判決(朝日放送)
教材を使って練習をすれば自宅での内職で収入を得られるなどとして、教材代を騙し取った「内職商法」の業者に対し、大阪地裁は懲役2年6ヶ月の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、無職の住川明彦被告(39)です。判決によりますと住川被告らは、去年、3つの会社を使って住宅の間取りの製図や文書構成などの内職の希望者を募り、申し込んできた女性らおよそ150人に、実際は仕事を紹介する意思がないのに添削指導を受ければ仕事を紹介するなどとして、教材代およそ410万円を騙しとりました。
きょうの判決で大阪地裁は、「家計のために少しでも収入を得たいという被害者の心情を踏みにじった悪質な犯行」だとして、住川被告に懲役2年6ヶ月の実刑判決を、また共犯者にも執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。(朝日放送)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031104-00000008-abc-l27