2003年11月04日(火) 06時16分
ゲームの著作権者どこへ ファミコンで遊べない(共同通信)
著作権の保護団体、コンピュータソフトウェア著作権協会(東京)が、今は生産されていない任天堂のテレビゲーム機「ファミリーコンピュータ」(通称ファミコン)のゲームソフトの著作権者を捜している。
ファミコン発売から20周年になるのを記念したテレビゲームの展覧会「レベルX」が12月上旬から東京都目黒区で開かれ、かつて人気を呼んだソフトで遊べるイベントを行うのに著作権者の許可が必要だからだ。
同協会によると、ファミコンソフトの制作会社には新たなゲーム機の登場で倒産するなどして連絡が取れないケースが多いという。8月からソフト計約180本の著作権者を捜しているが、分かったのは約50本しかない。
展覧会では発売されたすべてのファミコンソフトを展示するほか、約40台のファミコンで遊べるコーナーも設置する。協会はホームページ上に著作権者不明のソフト名を載せ、関係者からの連絡を待っている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031104-00000018-kyodo-soci