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大阪府河内長野市の少年（１８）による家族殺傷事件で、殺人予備容疑で逮捕された少女（１６）とみられる人物がホームページ（ＨＰ）を開設し、自殺願望や少年との交際をうかがわせる記述をしていたことがわかった。事件当日の１日の日記には「では いってきます」などと記し、逃走を示唆していた。河内長野署は、逮捕された少女がＨＰの作成者と判断し、２人の動機や犯行に至る経緯の解明の参考になるとみている。
ＨＰは自己紹介に始まり、日記や詩、少女とみられる写真などで構成されていた。日記は、７月から始まり、事件当日の１１月１日まであった。「悩んで悩んで、結局分からないまま散る命も多い筈（はず）」（１０月２６日）、「死にたくなったらどうしたらいいんでしょう」（８月２７日）など、少女の自殺願望をうかがわせる表現が目立つ。詩では交際中の少年を表すとみられる男性も登場し、「一緒に死ねる相手で在る」と記していた。
家族については日記で「お家に家族がいないっていう状態が好きなんです」（９月１６日）などと記述。事件当日の記載は「では いってきます」の１行だけで、特異な印象を与えている。日記とは別のページには「往（い）ってきます。捜さないで下さい その方が幸せだから」とも記載されていた。(11/04 12:38)