2003年11月01日(土) 12時55分
米有力議員、RIAAの個人提訴を支持(ZDNet)
著作権法を担当する米下院小委員会のラマー・スミス委員長は10月31日、全米レコード協会(RIAA)によるP2Pファイル交換ユーザー提訴の取り組みを支持する姿勢を示した。
スミス氏は「RIAAが起こした提訴の動きは、知的財産権の侵害を取り締まる上で必要だ」と語った。
米国知的財産権法協会(AIPLA)でスミス氏は、P2Pネットワークが「音楽、映画、ソフトのファイルの広範かつ大規模な配布」を可能にしているとも発言。この前日にはRIAAがファイル交換容疑のある80人を相手取った訴訟を起こした(昨日の記事参照)。こうした発言は、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)で定めた物議を醸す召喚状プロセスを今後も支持するという同氏の意向を示唆している。この召喚状プロセスをめぐっては、Verizon Communicationsやプライバシー擁護団体が議会に修正を求めている。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031101-00000007-zdn-sci