2003年11月01日(土) 18時04分
使用済み携帯の対策本格化 環境保護へ欧州企業参加(共同通信)
世界で約11億台が流通し「ハイテクごみ」の代表格として環境汚染が懸念される使用済み携帯電話の対策プロジェクトを進めている桑原幸子バーゼル条約(事務局ジュネーブ)事務局長は1日までに、世界最大手のボーダフォンやドイツテレコム系のTモバイルなど欧州の携帯電話大手各社がプロジェクトに参加と協力の方針を伝えてきたと語った。
昨年末には世界の携帯機器メーカー大手10社が回収処理に協力することで同事務局と合意している。製造業者に加え、ネットワークを展開する携帯大手もプロジェクトに参加することにより、重金属などの有害物質を含む携帯電話の環境対策が世界規模で本格化することになる。
しかし、日本はメーカー側から数社が参加しているものの、NTTドコモなどの携帯大手はまだ参加の意思を示していない。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031101-00000111-kyodo-soci