悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2003年10月31日(金) 21時01分

ネット長者は中国一のお金持CNET Japan

 「オンラインゲームは濡れ手に粟のようなビジネスだ。寝転がっていてもお金が入ってくる」と、米国のビジネス誌Forbesが中国一の金持ちと呼ぶ男は冗談交じりに語った。

 Ding Lei、またはWilliam Dingとしても知られるこの男性は30才にして、中国のインターネットポータルNetEase.comを率いている。

 新華社通信によれば、中国のインターネット関連株は米NASDAQテクノロジー部門で活発に取り引きされ、Dingの資産は9億ドルにまで急増しているという。

 同氏は、会社の株を52%所有しており、他の景気のいい中国のポータル同様、売上のほとんどをオンラインゲームとPCと電話間のショートメッセージサービス(SMS)から得ている。

 「中国初の3つのもっとも人気の高いインターネットポータル、つまりSina、SohuとNetEaseは、ワイヤレスビジネスと密接に関係している」と述べた中国社会科学学会インターネットリサーチセンター所長、Lu Benfuのコメントが同記事で引用されている。

 NetEaseの収入の大半は、モバイルサービスによるものだ。しかし、Asian Wall Street Journalの記事によれば、国内インターネットポータルが提供するモバイルサービスに関して、政府が新しい規制を発表したことで、今後数カ月のうちに、収入源が断たれる可能性があるという。

 NetEaseは、赤字や経営陣の入れ替えなどで、最初の2年はゴタゴタが続いたが、今年の第3四半期は、オンラインゲームのおかげで1000万ドルもの純利益を出し、売上はほぼ2倍の1800万ドルに達した。

 中国のインターネット情報センター(CNNIC)によれば、6月末現在、同国のインターネット人口は6800万人で、半年前から890万人増加したという。中国のインターネット人口は、13億という同国の人口の5.3%にあたる。

関連記事:
中国のウェブ検索エンジン連合、Googleに対抗
「版権の暗黒大陸」がオンラインに活路:勃興する中国のゲームコンテンツ産業
中国で携帯電話加入者数が2億人を突破、世界一の市場に成長——富士経済

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

海外CNET Networksの記事へ

 ■CNET Japanニューズレター(無料)
  国内外のIT関連ニュースやコラムの新着情報を毎日お届けします。お申し込みはこちら。

[CNET Japan]
http://japan.cnet.com/ (CNET Japan)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031031-00000014-cnet-sci