2003年10月31日(金) 19時45分
流用なら、刑事告訴も 視聴率操作に500万?(共同通信)
視聴率操作問題で、日本テレビのプロデューサーが不正工作にかけた費用は500万円にも達する可能性が高いことが31日、同社の調べで分かった。
個人負担にしては額が大きすぎるため、日本テレビは番組制作費流用について調べを進め、流用が確認できれば業務上横領などの疑いで刑事告訴を検討する。他の社員の関与はないとみている。
同社によると、プロデューサーは当初、事情聴取に対し工作費用を約200万円と説明していた。だが工作は、開始時期が一昨年にさかのぼるほか、視聴モニター世帯を割り出すため民間調査会社に依頼した尾行が大規模だったことが判明した。
同社の調査委員会(委員長・江幡修三元検事総長)は、説明より多額の出費があったとみて、裏付けを行っている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031031-00000144-kyodo-ent