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家庭用エアマッサージ器の欠陥で使用中に窒息死したとして、死亡した東京都小金井市の主婦(当時70)と北海道稚内市の女性会社社長(当時67)の遺族が製造物責任法に基づき、製造と販売の2社などを相手に計約1億4700万円の損害賠償を求める訴えを31日、東京地裁に起こした。
訴えられたのは、製造した「川衛製作所」(和歌山県有田市)、販売した「コンセラン」(東京都千代田区)と、両社を経営する男性。
訴状によると、マッサージ器は上体を包むジャケットに空気を出し入れして血行を改善するというもの。2人は01年、いずれも膨れあがったジャケットの中で窒息死しているのが見つかった。
事故後、和歌山県は薬事法に基づき、器具の回収を命じた。川衛製作所はこれに先立ち、約3800台の自主回収を表明していた。提訴に対し、2社は「コメントできない」としている。(10/31 22:06)