2003年10月31日(金) 14時04分

北陸銀行、振込手数料引き上げ　当座預金開設も有料化（中日新聞）

　【富山県】北陸銀行（富山市）は十一月四日から振込手数料を引き上げる。当座預金口座開設の有料化と、手形・小切手帳の発行手数料の大幅引き上げも決め、全行的に取引先への説明を進めている。

　手数料体系の見直しは、大手行や有力地銀で相次いでおり、コストに見合った利用者負担を求めることで、収益基盤の安定を図るとともに、サービスの拡充につなげる。

　振込手数料の改定は営業店窓口、現金自動預払機（ＡＴＭ）、インターネットバンキングなどすべてに及び、引き上げ幅は百五−三百十五円が中心。「一万円未満」の区分をなくし、「三万円未満」「三万円以上」の二区分とするほか、北陸銀の「同一店内」「「本支店あて」の区分も一本化する。

　当座預金口座開設の手数料有料化は北陸の金融機関では初めてで、一万五千七百五十円の開設料の徴収を開始する。手形帳（五十枚）、小切手帳（同）の発行手数料の引き上げでは、それぞれ現行の八百四十円、六百三十円から、ともに三千百五十円とする。（中日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031031-00000011-cnc-l16