2003年10月31日(金) 19時40分
ネット経由株取引が最高額 市況回復31兆円超に拡大(共同通信)
日本証券業協会が31日発表した株式のインターネット取引調査結果によると、今年4−9月期にネットを経由した株式取引の売買代金(現金、信用取引合計)は31兆9793億円に達し、1999年の調査開始以来、半期ベースで最高を記録した。
5月以降の市況回復が理由。これまでの最高は前年同期の14兆5980億円だったが、約2・2倍の規模にまで膨らんだ。
調査対象は55社(うち外国証券3社)。このうち数字を公表しているイー・トレード、松井などネット専業証券大手6社だけで3分の2に当たる21兆4168億円を囲い込んだことになる。格安な手数料や独自のサービスを売り物に、個人投資家の獲得競争に勝利を収めつつあるネット専業証券の急成長ぶりを裏付けた。
55社が持つ口座数も3月末に比べ33万口座増えて424万口座となり、初めて400万口座を超えた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031031-00000142-kyodo-bus_all