2003年10月30日(木) 18時51分
県警など今年上半期の警察相談、最高8038件 昨年同期比1458件増 /山形(毎日新聞)
◇「メールで」浸透−−「金融取引」目立ち25%
県警と県内15署に今年上半期に寄せられた安全相談件数が、過去最高だった昨年同期を1458件上回る8038件だったことが、県警まとめで分かった。県警は、ホームページからアクセスするメール相談の認知度アップなど相談窓口の存在が浸透したことが、増加の要因と分析している。
県警によると、98年8月に始めたメール相談の受理件数は、242件(00年)▽338件(01年)▽486件(02年)と増加の一途。今年上半期は397件で、前年同期の179件の約2倍に達した。内容はインターネットの利用に伴う被害や、金融取引に関する相談が目立つ。県警は「インターネットの普及で、気軽に相談してくれるのは良いこと」と前向きに受け止めている。
電話相談を含むすべての相談件数の内訳は、生活安全に関することが9割を占めた。特に、高金利やヤミ金融など金融取引に関するものが約25%、アダルトサイト利用などの不正請求が約8%。【山根真紀】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031030-00000001-mai-l06