2003年10月29日(水) 00時00分
ホウレンソウ 県内産から登録外農薬(朝日新聞・)
県農産園芸課は28日、県内産ホウレンソウから使用が認められていない農薬が検出されたと発表した。出荷先の福岡市で無作為検査をした同市食品衛生検査所からの通報で発覚し、県の再検査でも1農家から検出された。農家は農薬の所持は認めたが、使用は否定しているという。
農薬は殺菌剤のクロロタロニル(商品名ダコニール)で、キャベツや白菜など54品目で登録されているが、ホウレンソウは対象外。登録外農薬の使用は農薬取締法違反に当たる可能性がある。
島原市と有明町の5農家から業者が集荷し、福岡市の青果業者に出荷。今月16日に7・89ppmの残留が確認された。県が農家に残っていたホウレンソウを検査したところ、1農家のものから最高0・32ppmが検出された。
県は今後、ホウレンソウの出荷段階での残留農薬検査をするとともに、生産団体に対し農薬使用のルールを順守するよう呼びかける方針。
(10/29)
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news02.asp?kiji=3170
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