2003年10月26日(日) 02時06分
旧型ハブにタイヤ脱落集中 三菱自工のタイヤ脱落(共同通信)
タイヤ脱落の原因となる破断が集中した物と同型のハブ
|
三菱自動車工業(東京)が製造したトレーラーのタイヤ脱落により母子3人が死傷した事故で、タイヤと車軸を連結する「ハブ」の破断が原因で起きた約50件のタイヤ脱落は、同社が1989−95年に製造した旧型のハブを装着した大型車に集中していることが25日、関係者の話で分かった。
95年の設計変更により強度を増した新型のハブを採用した車両では脱落は起きていない。ほかのメーカーではハブの破断がないことから、神奈川県警は三菱自工の旧型ハブの設計や強度に問題があった可能性もあるとみて調べている。
横浜市の県道で昨年1月、母子3人の死傷事故を起こしたトレーラーは93年製で、フランジ部の付け根が破断したことが既に分かっている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031026-00000014-kyodo-soci