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サンドイッチチェーンの日本サブウェイ(本社・東京都港区)は24日、主力商品のサンドイッチ用冷凍パン生地に食品衛生法違反の遺伝子組み換え技術が使われていたとして、4種類の生地の店頭販売を中止した。
都などによると、「ハニーオーツ」「ホワイト(プレーンタイプ)」「セサミ(ゴマ付き)」「ウィート(小麦胚芽=はいが=入り)」の4種類の冷凍パン生地で、遺伝子組み換え技術によって作られた微生物の培養液から抽出される酵素(ペントサナーゼ)が使われていた。
ペントサナーゼ自体は国内で広く使用されているが、遺伝子組み換え技術で作られたペントサナーゼは、国が定める安全性審査の手続きを経ていないため食品衛生法違反に当たる。遺伝子組み換え技術を用いると、短期間により多くの酵素を抽出できるという。
パン生地はニュージーランド製で、住友商事(本社・東京都中央区)が輸入、サブウェイのみに納品していたという。
サブウェイによると、住友商事側から24日に連絡を受け、全国94店に販売中止を指示。主力商品が販売できなくなったことなどから、25日以降、一部店舗では営業を見合わせるという。
(10/25 00:07)