2003年10月25日(土) 01時06分
<BSE>肉牛1頭、1次検査で陽性 群馬(毎日新聞)
群馬県は24日、茨城県内で今月見つかった、2歳未満でこれまでと異なる「非定型的」なBSE(牛海綿状脳症)感染牛と同居歴のある、群馬県吾妻郡内の1歳6カ月の肉牛1頭に感染の疑いがあると発表した。県が行った1次検査(エライザ法)で陽性と判定された。県は27日、独立行政法人「動物衛生研究所」(茨城県つくば市)に検体を送り、確定検査(ウエスタンブロット法)を行う。
この牛は国内8例目のBSE感染牛と栃木県大田原市のほ育牧場で一時期同居し、昨年11月から群馬県内の牧場で飼育されていた5頭のうちの1頭。他の4頭は陰性だったが5頭とも殺処分した。
8例目の感染牛との同居牛は、ほかに鹿児島県の60頭など計116頭が確認されている。【清水憲司、藤田祐子】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031025-00000125-mai-soci