2003年10月24日(金) 19時54分
日テレが視聴率操作 社内に調査委設置(共同通信)
日本テレビの番組プロデューサー(41)が、ビデオリサーチ社の視聴率モニターとなった世帯に、自分の担当した番組などを見ることを依頼し謝礼を払っていたことが24日明らかになった。
同局の萩原敏雄社長は同日午後会見し、事実関係を認めて謝罪。同局は社内に調査委員会を設置し、謝礼の総額など工作の全体像を調べる。
日本テレビによると、このプロデューサーは信用調査会社を使って視聴率モニター世帯を12、3世帯割り出し、知人を使って昨年7月から今年9月までの間に4回にわたり、バラエティー番組「芸能人凶悪犯罪被害スペシャル2」など少なくとも6本を見るよう頼んだ。
承諾したのは1回あたり4世帯程度で、1番組ごとに5000円から1万円の謝礼を郵送。信用調査会社には1世帯割り出すごとに10万円を支払った。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031024-00000164-kyodo-soci