2003年10月24日(金) 18時29分
日本テレビで視聴率操作 プロデューサーが謝礼(共同通信)
日本テレビの番組プロデューサーが、ビデオリサーチ社の視聴率モニターとなった世帯に番組を見ることを依頼し謝礼を払っていたことが24日明らかになった。
同社の萩原敏雄社長は同日午後、東京・汐留の本社で会見し、事実関係を認めて謝罪した。
同社によると、このプロデューサーは信用調査会社を使って視聴率モニター世帯を12、3世帯割り出し、昨年7月から今年2月までの間に、自らが制作にかかわったバラエティー番組など少なくとも6本を見るように頼んだ。1番組ごとに1世帯当たり、5000円から1万円分の商品券を謝礼として郵送したという。
視聴率モニターは全国が対象。ビデオリサーチ社が地区別で選ぶが、モニター世帯の名前はトップシークレット。放送局関係者が除外されるなど厳密に運用されている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031024-00000150-kyodo-soci