2003年10月24日(金) 17時32分
シャトル販売で不当圧力 公取委、ヨネックスに勧告(共同通信)
大手スポーツ用品メーカー「ヨネックス」(東京)がバドミントンのシャトルの販売や競技大会での使用をめぐり、小売店や大会主催者に輸入品を扱わないよう不当に圧力をかけているとして、公正取引委員会は24日、独占禁止法違反(不公正な取引方法)で同社に排除勧告した。
公取委は9月にも、ヨネックスが中国製シャトルの生産国表示を国産と偽って販売したとして、景品表示法違反で排除命令を出したばかり。相次ぐ処分に同社は、国内市場での優越的地位を利用した販売方法の見直しを迫られる。
ヨネックスは国内のシャトル市場で約7割の圧倒的シェアを占め、年間売り上げは約30億円。ほとんどの国内競技大会に協賛メーカーとしてシャトルを提供している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031024-00000128-kyodo-soci