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少女が使用した下着などを売る、いわゆる「ブルセラショップ」について、東京都は業者を罰する条例を、来年度にも設ける方針を固めた。高額の金を手にした少女が歓楽街に入り浸るなど、不健全な行動を誘発している実態があると判断した。さらに、都は、青少年へのポルノ本販売の規制強化や、未成年者の深夜徘徊(はいかい)の規制、路上で少女を風俗店などに勧誘する「スカウト」「キャッチ」の規制も検討する。
都は、「ブルセラ」など業者が少女から下着や排泄(はいせつ)物を買い取る行為について、数十万円程度の罰金を科すことなどを検討している。
都は、小学生の少女が渋谷で誘拐され監禁された事件などを受け、歓楽街と犯罪や非行との関連を検討してきた。その中で「大人社会として、ゆがんだ形で少女を商品化することを許さない取り組みが必要だ」との意見が出ていた。
また、青少年へのポルノ本販売などを規制する「不健全図書指定」の制度も見直す。具体的には(1)性描写を一定の割合以上含めば、審査を経ず自動的に不健全図書に指定する(2)書店が不健全図書と一般書を厳格に分離して販売するよう規定する——などを検討している。
(10/24 03:14)