2003年10月24日(金) 11時42分
キヤノンに立ち入り検査 公取委、トナーで他社妨害(共同通信)
光学機器メーカー大手のキヤノン(東京)がレーザービームプリンター(LBP)のトナーカートリッジ販売をめぐり、リサイクルを困難にして他社の参入を不当に妨害した疑いがあるとして、公正取引委員会は24日までに、独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いで、東京都内の本社を立ち入り検査した。
関係者によると、キヤノンはカラーLBPの新製品を発売するごとに、カートリッジのリサイクルができないようにするなど仕様変更を繰り返し、キヤノン製のカートリッジを回収、トナーを詰め替えて安値で販売している業者の参入を不当に妨害した疑いが持たれている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031024-00000068-kyodo-soci