2003年10月24日(金) 03時48分
住基ネットで杉並区のデータ、都が拒否を検討(読売新聞)
東京都は23日、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の接続方式をめぐり対立する杉並区のデータ受け取りを拒否する方向で検討に入った。拒否すれば、すべての区民が、区外で住民票の写しを取るなど住基ネットのサービスを利用できない。
杉並区は、住基ネットに接続するかどうかを区民自身に決めさせる「区民選択方式」の導入を目指している。しかし、総務省や都は、住民基本台帳法が全住民の参加を義務付けていることから、これを認めていない。
このため、都は区民のネットへの接続希望の有無にかかわらず、当面一切のデータの受け取りを拒否することで、杉並区に「全住民参加」への転換を促すことにした。
(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031024-00000501-yom-soci