2003年10月24日(金) 00時00分
融資話で登録料詐欺 振り込み口座凍結(朝日新聞・)
金融業をかたる業者に登録料をだまし取られたとして相談を受けた県警が、業者が利用していた都市銀行に口座の取引停止を要請し、銀行が口座を凍結していたことがわかった。県警は詐欺事件として捜査している。こうした事件では、捜査機関は業者を特定する必要があるため、立件前に口座の凍結を依頼するのに慎重になることが多く、県警が被害拡大を防ぐために取引停止を要請したのは今回が初めてという。
県警によると、広島市内の60代の男性が、無担保で高額融資を持ちかけるダイレクトメールを見て、東京都内の業者に電話で50万円の融資を依頼。男性は今月16日、業者から要求された登録料13万円を、指定された都市銀行の千葉県内の出張所の口座に振り込んだ。
しかし融資は実行されず、業者とも連絡がつかなくなったため県警に相談。17日に取引停止の処置がとられた。口座は個人名義で、その名前では金融業の登録もされていないという。
(10/24)
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news02.asp?kiji=3367
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