2003年10月23日(木) 11時20分
迷惑メールの禁止法案可決 米上院、成立は不透明(共同通信)
【ワシントン22日共同】米上院は22日、内容と異なった題名で商品広告などの電子メールを不特定多数に大量に送り付けるスパムメール(迷惑メール)の禁止法案を全会一致で可決した。
健康食品や格安ローン、ポルノ画像の販売など、さまざまな迷惑メールが横行し、利用者の不満が高まっていることに応えた。
だが下院で同法案が可決されるめどは立っておらず、正式な法律となるかどうかは不透明。米国では送信されるメールの半分が迷惑メールとされており、うっとうしいメールに利用者が悩まされる日はまだ続きそうだ。
可決された法案は、発信元を隠したり、実際は商品の宣伝なのに「返信」といった題名を付けたりして、多数の相手に宣伝などの電子メールを送ることを禁止。宣伝メールには発信元を明記し、受け取った人が以降の受信を拒否できるような措置を取ることを発信者に義務付けた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031023-00000075-kyodo-bus_all