2003年10月23日(木) 00時00分
大野の牛19頭「疑似患畜」に BSE牛と一時同居(朝日新聞・)
県は22日、栃木県で生まれ、福島県で育った国内8頭目の牛海綿状脳症(BSE)感染牛と、一時同居していたとして、大野村の農場の牛19頭をBSEの「疑似患畜」とした。症状は出ていないが、家畜衛生保健所がBSE検査をした上で、焼却処分にする。
19頭はホルスタイン種の生後18〜19カ月のオス。昨年10月に大野村に来るまでに、感染牛のいた栃木県大田原市内の畜舎で、同じ飼料を食べていた時期があった。
問題のBSE牛は、たんぱく質の異常プリオンが従来とは異なる「非定型型」とされるが、22日にあった農水省の「BSEに関する技術検討会」で、「非定型」でもBSE検査マニュアルに基づき対応するべきだとの見解が出ていた。マニュアルでは、1歳になるまでの間に、生後1年以内の患畜と同居し、同じ飼料が与えられた牛を疑似患畜とするとしている。
(10/23)
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4452
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