2003年10月23日(木) 00時00分
ポスフールに立ち入り/公取委(朝日新聞・)
「衣類安く納入を」業者に強要容疑 公正取引委員会は22日までに、スーパーの道内大手・ポスフール(札幌市)に独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いがあるとして、札幌市白石区の同社本部を立ち入り検査するとともに、納入業者十数社から事情を聴いた。
関係者によると、ポスフールは衣料品関係の納入業者十数社に対し、優越的立場を利用して、不当に安い価格で納入するよう強要した疑いがもたれている。
公取委は今後、検査の際に任意提出を受けた関係書類や関係者からの事情聴取の結果を分析し、容疑が裏付けられた場合は排除勧告などを出す方針とみられる。
ポスフールの田隈英二取締役総務部長は「検査を受けたのは事実。仕入れの際、優位的立場を利用しているとの話だったが、原価交渉で、できるだけ仕入れ価格を下げる努力をするのは商行為としてどこでもやっていること」と話している。
(10/23)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=5757
|