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少年が銃を乱射して2人を死傷させたのは銃撃シーンのあるテレビゲームの影響だとして、被害者の遺族らがゲーム機「プレイステーション2」を販売するソニー・コンピュータエンタテインメントの米子会社など4社を相手取って総額2億4600万ドル(約268億円)の損害賠償を求める訴えをテネシー州の裁判所に起こしたことが22日、わかった。
訴えられたのは、ほかに、米欧を中心に約800万本が売れたゲーム「グランド・セフト・オート3」の制作にあたった2社と、販売した小売り大手ウォルマート。
ロイター通信などによると、同州に住む16歳と14歳の兄弟2人が今年6月、自宅から持ち出したライフル銃で通りがかりの車に乱射し、別々の車に乗っていた男性(46)を死亡させ、女性(19)に重傷を負わせた。
同ゲームは、主人公のギャングが町中で敵を倒しながら進んでいく内容で、その過程で銃撃したり格闘したりする。訴訟についてソニー側は「まだ訴状が届いていないので、コメントできない」と話している。(10/23 11:14)