2003年10月22日(水) 18時54分
米不正表示 調査を開始−−東北農政局 /宮城(毎日新聞)
東北農政局は21日、県内の店頭で売られている米に不正表示がないかを確認する調査を始めた。初日は、仙台市宮城野区大梶の「みやぎ生協幸町店」を訪れ、店で売られている米の袋を一つ一つ手に取り、表示内容をチェックした。
農水省が全国3000店舗で行う特別調査の一環で、品質以上の表示をしていないかなど、不作による不正表示を監視するのが目的。
この日の調査は、同局と県庁の職員3人が実施。店頭に並ぶ宮城産「ひとめぼれ」や新潟産「こしひかり」、ブレンド米などについて、JAS法で定められた生産年、生産地、銘柄などが正確に表示されているか確認した。今後は、スーパーや米専門店計59店にも調査に入り、一部では米を買い上げて表示と中身が一致しているかなどを調べる。
同局表示・規格課の斉藤敏明課長補佐は「購入する際、袋の裏の品質表示を見て疑問があれば、農政局に問い合わせてほしい。それが不正表示の監視につながる」と話している。【棚部秀行】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031022-00000005-mai-l04