2003年10月20日(月) 13時16分
NTT 東西、法人向けIP電話サービスを10月29日よりスタート(japan.internet.com)
NTT東日本 および
NTT西日本 は、2003年10月29日より「法人向けIP電話サービス」を開始すると発表した。
これはIP技術を活用した専用の法人向けIP電話網を構築する大口の法人ユーザー向けのサービス。
網内のIP電話および加入電話、携帯電話、PHS、他社の提供するIP電話等への発信が可能で、同社によると固定電話相当の音声品質を保証するとのこと。また加入電話等と同じ電話番号での着信ができる。NTT 東西の加入電話を利用している場合は、そのままの番号が利用できる。
ゲートウェイ機器等を設置することによって、既存の PBX および IP-PBX 装置がそのまま利用できる。またオプションサービスとしてIPセントレックス機能を用意しており、この機能では PBX 機能をIP電話網のサービスとして提供するため、PBX のコストを削減できる。
利用するには、新設に関わる費用と基本利用料金、通話料金が必要となる。基本利用料金には基本額と電話番号使用料があり、基本額は100chまでで8万円、100chを超える場合は1chあたり800円が追加される。電話番号使用料は1電話番号ごとに100円。
通話料金は、同一契約者グループ内の通話は無料。加入電話への通話は県内が3分あたり6円、県間が3分あたり10円。他社が提供するIP電話への通話料金は、事業者により異なる。
NTT 東は東京23区より、NTT 西は大阪府より提供を開始する。
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